記事では今は使われなくなった、「は」からはじまる死語を紹介します。

昭和からバブル経済期、平成から令和と、今では使われなくなった言葉のすべてが、わしの研究対象じゃ!
聞いたこともない古い言葉から、IT用語や流行語など、あらゆる死語を徹底的に集めました。
中にくすっと笑ってしまう死語や、問題ありな時代を感じるブラックな死語も。



普段なにげなく使ってる、その言葉も、すでに死語かもしれんぞい!
死語を知ることで、時代がわかる! 「は」から始まる死語をお楽しみください!
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死語とは
死語とは、古くは一般的に使用されていたり、流行したが、現在では使われなくなった言葉です。
「はあ」~「はお」で始まる死語一覧
「はあ」~「はお」で始まる死語の一覧です。
バーコードおやじ


読み方
ばーこーどおやじ
意味
頭頂部の髪が薄いことを気にして、残った髪で覆っているのが、バーコード状になっている男性のこと。
バーコードが普及し始めた1980年代によくいわれた。
ハートブレイク
読み方
はーとぶれいく
意味
失恋すること。
ハートマーク
読み方
はーとまーく
意味
相思相愛。
お互いに好意を持っていること。
ハートウォーミング
読み方
はーとうぉーみんぐ
意味
心あたたまる、感動的な出来事や行動。
バーハーハーイ
読み方
ばーはーはーい
意味
さようなら。バイバイ。
語源・由来
1966年に流行したキャラクター「ケロヨン」の挨拶。
パープリン
読み方
ぱーぷりん
意味
思考力が低下すること。
脳がプリンのよう。
1970年代の流行語。
使い方



昨日はオールで飲んでたから、今日はパープリンだよ、おれ
関連語
- パーペキ
語源・由来
小林よしのりの漫画『東大一直線』のフレーズ。
パーペキ
読み方
ぱーぺき
意味
「パーフェクト」と「完璧」を組み合わせた言葉。
完全無欠。
1970年代の流行語。
関連語
- パープリン
語源・由来
小林よしのりの漫画『東大一直線』のフレーズ。
パーマネントをあてる
読み方
ぱーまねんとをあてる
意味
髪にパーマをかけること。
パーマ屋
読み方
ぱーまや
意味
美容室のこと。
バーロー
読み方
ばーろー
意味
「馬鹿野郎」を縮めた言葉。
相手を罵るときに使う。
灰色高官
読み方
はいいろこうかん
意味
事件の渦中にいる、シロでもクロでもない、疑惑の政治家のこと。
ハイカラ
読み方
はいから
意味
こぎれいな、こじゃれた。
明治時代後期に西洋かぶれという意味で流行した。
戦後に懐古調というニュアンスを持つようになった。
対義語
- バンカラ
語源・由来
明治時代に男性に流行ていたハイカラー(high collar)に由来。
ハイカラーはワイシャツに付ける丈の高い襟のこと。
はい消えた
読み方
はいきえた
意味
相手の意見を否定するときに使う。
使い方



その選択肢はないね、ムリムリ、はい消えた
語源・由来
クイズ番組の「なるほど!ザ・ワールド」で、司会の愛川欽也が不正解のときに使ってセリフ。
売血
読み方
ばいけつ
意味
血液を有償で採血させること。
生活に困窮する日雇い労働者が、雨で仕事がない日に血液を売っていた。
社会問題になって、1964年に廃止した。
語源・由来
輸血用血液を確保するために民間血液銀行が売血を推進したが、健康被害や社会問題を引き起こした。
1カ月に70回以上の売血をした人もいた。
健康を害するほど売血を繰り返した人の血液は、輸血しても効果が少ないだけでなく、ときには輸血後肝炎などの副作用を引き起こした。
パイセン
読み方
ぱいせん
意味
「先輩」の倒語。
目上の立場でありながら、距離の近い付き合いをしたい場合に使用する。
軽んじられていると受け取られる場合があるので、注意が必要。
語源・由来
漫才コンビ『矢野・兵動』の矢野が広めたという説がある。
ハイソ
読み方
はいそ
意味
上流階級や高級志向のこと。
「ハイソサエティ」の略語。
バブル時代に流行した言葉。
トヨタ「マークⅡ」などの高級志向の車を、ハイソカーと呼んだ。
バイチャ
読み方
ばいちゃ
意味
「バイバイ」のこと。
さようなら。
1980年代に流行した。
語源・由来
鳥山明の漫画『Dr.スランプ』の主人公、アラレちゃんが使ったあいさつ。
バイッスー
読み方
ばいっすー
意味
「バイバイ」のこと。
さようなら。
親しい友人に対して使う。
語源・由来
「バイバイ」から派生した若者言葉。
バイナラ
読み方
ばいなら
意味
「バイバイ」と「さようなら」の混成語。
1970年代に流行した。
語源・由来
1970年代のテレビ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!?』から流行したフレーズ。
はい、バタァ
読み方
はい、ばたぁ
意味
写真を撮るときに「はい、チーズ!」というところを、「はい、バター!」と言い換えて笑いをとるギャグ。
バターは同じ乳製品のバター。
バイビー
読み方
ばいびー
意味
「バイバイ」のこと。
さようなら。
1980年代に流行した。
語源・由来
1970年代にアイドルの伊丹幸雄が使っていたフレーズが由来。
1980年代にニッポン放送の深夜ラジオ「オールナイトニッポン」で取り上げて、ビートたけしが流行させた。
バイブス
読み方
ばいぶす
意味
雰囲気、ノリ、気分のこと。
使い方



ヤベエ、マジ、バイブスあがってきたわ
語源・由来
アメリカをはじめとする海外において、ヒップホップやレゲエで、「ノリ」や「フィーリング」、「気合」を意味する言葉として、「vibes」が使われていた。
日本にも輸入され、ヒップホップやレゲエ業界で使用されるようになった。
はいよーシルバー!
読み方
はいよーしるばー!
意味
何かを急がせるときに使う。
使い方



さっさとしないと遅刻するよ!
はいよーシルバー!
語源・由来
西部劇『ローン・レンジャー』で、主人公が馬を走らせるときに使うかけ声。
倍率ドン、さらに倍
読み方
ばいりつどん、さらにばい
意味
高いオッズをつけることから、自信を表すために使うフレーズ。
語源・由来
大橋巨泉司会のテレビ番組「クイズダービー」で使われたフレーズ。
競馬方式のルールを単純化するために使われた。
1976年放送開始。最高視聴率40.8%という脅威の数字を叩き出す人気番組だった。
ハイレッグ
読み方
はいれっぐ
意味
ハイレグのこと。
1980年代に流行した、水着などの脚を長く見せるカットスタイル。
股間に布地が切れ込んだデザイン。
ハイレッグからハイレグに音が変化した。
語源・由来
「high-leg(脚が高く見える)」から。
デザイン用語。
ハウスマヌカン
読み方
はうすまぬかん
意味
ブティックなどで、売り物と同じデザイナーズブランドを着た販売員のこと。
1980年代の流行語。
語源・由来
フランス語の「mannequin(マヌカン)」が語源。
1983年に雑誌「アンアン」がこの名称を用いて、特集を組んだことから定着した。
もともとフランスでは、パリのフォープル·サントノレ通りに並ぶ、シャネルなどのブティックお抱えのモデルを指した。
富裕層向けに、即席ファッションショーをしていた。
そうして、もう、五年たった、つまり、今年は、ハウスマヌカンの時代になってきています。ハウスマヌカンとは、ま、言つてしまえば、ブチックの販売員です。元々は、パリのフォープル·サントノレ通りに並ぶ、ランバンとかシャネルといったブチックへ、愛人である白人の女の子を連れて、石油で当てたアラブのお金持がやって来た時に、洋服を選んでいただくための即席ショーをやるための、ブチックお抱えのモデル、これを、ハウスマヌカンと言ったのですが、なぜか、日本では、ごくごく普通の販売員のことを、呼ぶようになりました。こうした、ハウスマヌカンたもやに私、今シーズンは、こんなスカートが欲しいなあ」みたいなコメントを「anan」誌上ですると読者が喜んでくれる。一九八四年の現実です。
引用:文芸春秋 [編]『週刊文春』26(49)(1316),文芸春秋,1984-12. 国立国会図書館デジタルコレクション
バウバウ
読み方
ばうばう
意味
会話の中でリアクションとして使う擬音語。
タレントの松村邦洋の持ちネタ。
語源・由来
1992年1月放送の『第8回 ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』で、放送作家・タレントの高田文夫のものまねから生まれました
松村が高田文夫の特徴的な笑い方や、手を叩く仕草を、誇張して真似した。
ばえる
読み方
ばえる
意味
写真の見映えが、人に見せたくなるほど魅力的に見えること。
美しく際立つ状況、またはその写真。
語源・由来
Instagramで写真を投稿する際に、人に見せたくなるほど魅力的に見えることを意味する「インスタ映え」から派生した。
「インスタ映え」の省略のため、「はえる」ではなく「ばえる」という。
2018年に流行した。
「はか」~「はこ」で始まる死語一覧
「はか」~「はこ」で始まる死語の一覧です。
バカウケ
読み方
ばかうけ
意味
とても面白いこと。
または人気があること。
類義語
ややうけ。
語源・由来
「ばか」は「度はずれて」や「並はずれて」という意味。
方言ではなく全国的に使われている。
「ばかうけ」は「欽ちゃんのドンといってみよう!」などのテレビ番組で普及した。
バカが指すー!
読み方
ばかがさすー
意味
相手を引っかける目的の、子供の言葉遊びに対する返し言葉。
「あっ」と指さして相手を振り替えさせてから、「バカが見る~♪」とからかうのに対して、やり返す。
使い方



あっ!



えっ、なーに!?



バカが見る~♪



バカが指すー!
馬鹿が見る豚のけつハエがとまる~
読み方
ばかがさすー
意味
相手を引っかける目的の、子供の言葉遊び。
子供がからかうとために「あっ」と指さして、相手を振り替えさせてから、「バカが見る~♪」というフレーズに続けて使った。
使い方



あっ!



えっ、なーに!?



バカが見る~♪
豚のけつ~♪
ハエがとまる~♪



もー!!!
バカ長


読み方
ばかなが
意味
水中に入っても濡れないように腰や胸まで伸ばしたゴム製の胴長のこと。
水産業者や、釣り人が使った。
ウェーダーともいう。
現代ではナイロン製が主流。
長靴の一種で、水中作業用の胴付長靴を指し、釣りや川作業に適した装備品です。
意味



あそこは深いから、バカ長がないと釣りはムリだよ
語源・由来
「ばか」は「度はずれて」や「並はずれて」という意味。
「とても」「長い」ということ。
ハクいスケ
ハクイ(又ハマプイ)
事ヲ行ナフニ場合ノ宜シキヲ云フ
爆弾
読み方
ばくだん
意味
戦後初期の酒不足の時代に、闇市などで流行した密造酒のひとつ。
本来は飲用ではない燃料用アルコール、メチルアルコール(メタノール)を混ぜていた。
人体に極めて有害。
使い方



せっかく南方から生きて帰ったのに、爆弾飲んで眼をつぶしてちゃあ、何もならんじゃないか
語源・由来
名前の由来は、飲むと体が急激に熱くなるため。
実際に「爆弾」を飲んで中毒症状や死亡、失明する被害者が多数発生した。
爆発だ
読み方
ばくはつだ
意味
現代アートにおいて、岡本太郎が芸術に対する情熱を表現したフレーズ。
大阪万博の太陽の塔が有名。
万博以降、テレビCMやバラエティ番組、写真週刊誌など、数多くのメディアに露出し、大衆に愛された。
国内では芸術作品の評価も高い。
海外においては、1950年代にサンパウロ・ビエンナーレや、ヴェネツィア・ビエンナーレなどの、国際的な美術展にも出品するなど、一定の評価を受けている。
語源・由来
1981年に放映された、日立マクセルのビデオテープの録画品質を宣伝する、テレビCMで岡本太郎が発したことから流行した。
白墨
読み方
はくぼく
意味
チョークのこと。
黒板に字を書くなどする道具。
語源・由来
1873年(明治6年)に初めてフランスから輸入された。
白墨は漢語。
舶来物
読み方
はくらいもの
意味
外国製品や、輸入品のこと。
高級感や希少性を強調する意図して使われる。
使い方



ひとつ舶来物の酒でも、いかがです
語源・由来
船舶で運ばれてきた輸入品という意味の「舶来」から派生した。
莫連
読み方
ばくれん
意味
世間ずれして、ずる賢いこと。
またはその女性を指す蔑称。
パケ買い
読み方
ぱけがい
意味
商品の中身よりも、パッケージのデザインに惹かれて、直感的に購入してしまうこと。
昭和の時代に、レコードのジャケットに惹かれて思わず購入してしまう、「ジャケ買い」と同じ心理や行動。
成人の資金力でまとめ買いする「大人買い」とは意味が異なる。
類義語
- ジャケ買い
語源・由来
「パッケージ」に惹かれて「買う」という行動から生まれた造語。
禿茶瓶
読み方
はげちゃびん
意味
頭のハゲている人のこと。
語源・由来
頭髪が抜けて、はげている人を、やかんに見立てて言った語。大阪弁。
西日本ではやかんのことを茶瓶といった。頭のつるつるした様子を、茶瓶に見立てた。
東海、西関東、羽後では「やかん」と呼ぶ。
中国、北九州、紀南などでは金柑になぞらえて「きんか」、北北陸で「ずべ」、越後で「あめ」と呼ぶ語がある。
文献を調べると、少なくとも大正時代には使われていた。
處で觀客席を一通り廻った風船玉は、逐々禿茶瓶の紳士に摑まって終った。
「はさ」~「はそ」で始まる死語一覧
「はさ」~「はそ」で始まる死語の一覧です。
ハジキ
読み方
はじき
意味
拳銃のこと。
ヤクザやテキヤ、不良の隠語。
「チャカ」とも呼ぶ。
語源・由来
語源は子供が使う、竹製玩具「はじき鉄砲」の形状に由来。
「ハジキ」、「チャカ」と呼ぶ前は、「パチンコ」ともいった。
はじき


読み方
はじき
意味
小学生の算数の覚え方。
「は」やさ、「じ」かん、「き」ょりの関係を図にして覚えた。
- 速さ = 距離 ÷ 時間
- 時間 = 距離 ÷ 速さ
- 距離 = 速さ × 時間
便利だが根本的な思考力が伸びないということで、あまり使われなくなった。
橋の下で拾ってきた
読み方
はしのしたでひろってきた
意味
親が自分の子供を叱る際に使ったフレーズ。
育児の苦心
幼児の時代は聞き分けがないので、いろいろと子供をおどした。 その代表的なものは、 おばけ 巡査・かみなりである。お仕置の方法は土蔵へ入れる、土蔵のない所は押入れや味噌部屋へ閉じ込めた。また場合によっては橋の下で拾った子だといっておどした。 西御堂では子供が病弱でうまく育たぬ時は、村中のお地蔵様の前に捨子をして、近所の人に拾って来てもらうと、お地蔵様が育ててくださると云い伝えられている。 どうしても男の子が育たない時は、大きくなるまで男の子を女装させて育てるとよいなどともいわれた。
はずい
読み方
はずい
意味
「恥ずかしい」の略語。
若者言葉として1990年代に流行した。
バスガール
読み方
ばすがーる
意味
昭和30年代の終わりごろまで、日本中で見られた「乗り合いバスの女性の車掌」のこと。
切符の販売や検札、「発車オーライ」のかけ 声とともに安全確認などを行っていた。
観光バスガイドを指すこともある。
バスのワンマン化により、なくなった。
はすかい
読み方
はすかい
意味
物や道がななめに配置されたり、ななめに交差している状態を表す。
たとえば、車がななめに停まっていたり、人がななめに歩いているときに使う。
直角ではなく斜めの方向や位置を指す。
語源・由来
由来は、漢字で「斜交い」と書き、「斜(はす)」と「交い(かい)」が組み合わさってできた。
1792年の江戸時代の辞典『詞葉新雅』にも記載がある。
京都の碁盤の目のような街並みでは、東西南北以外の斜めの道を指す言葉としても用いられた。
恥ずかしながら、帰って参りました
読み方
はずかしながら、かえってまいりました
意味
1972年にグアム島から帰国した横井庄一が発した言葉。
戦後27年経ても、まだ続いていた戦争が続いていると信じていた残留兵士に、日本中が衝撃を受けた。
使い方



またパチンコですってきたんでしょ!



恥ずかしながら、帰って参りました
蓮っ葉
読み方
はすっぱ
意味
言動が軽薄で品がないさま。特に品のない女性や浮ついた女性を指した。
お転婆、生意気、馴れ馴れしい、浮気性など、落ち着きや慎みのない女性に使われた。
語源・由来
「蓮っ葉」はもともと「蓮葉(はすは)」と書いた。
お盆の供物を盛るために使われる蓮の葉を売る、「蓮葉商い(はすはあきない)」という商売からきている。
蓮の葉はお盆の時期にしか需要がなく、商売期間が非常に短いことから、「一時的」「浮ついた」「粗雑」といったイメージが生まれた。
その後、短期的で軽はずみなものを象徴する言葉として、「蓮葉」が使われるようになった。
さらに上方(大阪)では、問屋が客の接待に一時的に雇った女性(売色を含む)を、「蓮葉女」と呼ぶようになった。
「蓮葉女」には品のない女性が多かった。
「蓮葉女」=「品のない女性」という意味が定着し、やがて「女」が取れて、「蓮っ葉」だけで品のない女性を指すようになった。
また、蓮の葉の上を水滴がコロコロ転がる様子から「落ち着きがない」というイメージに由来するという説もある。
パソコン通信
読み方
ぱそこんつうしん
意味
電話回線を利用して、会員同士で電子メールや電子掲示板、チャットなどのサービスを利用できる会員制のオンラインサービス。
パソコンやワープロ専用機を使って接続していた。
略してパソ通ともいう。
語源・由来
インターネットが普及する前の、1980年代後半から1990年代半ばにかけて盛んだった。
1983年に「Com Com」、1985年には通信自由化により個人でもモデムを使った通信が可能となり、普及した。
ニフティやPC-VANが主要プロバイダで、モデム速度は初期300bpsから56kbpsまで進化した。
1990年代のインターネットの普及で衰退した。
「はた」~「はと」で始まる死語一覧
「はた」~「はと」で始まる死語の一覧です。
裸電球
読み方
はだかでんきゅう
意味
カバーやシェードなどの覆いのない、むき出しの白熱電球のこと。照明器具として、天井から直接吊るして使っていた。
語源・由来
裸電球は、特に昭和の時代の日本の家庭やアパートで広く使われていた。
天井からぶら下がった裸電球の下に家族が集まり、団らんの時間を過ごした。
貧しいことが直接 困窮につながるとは限らなかったため、裸電球の暖かい光は、家族の温もりや懐かしさ、質素ながらも心豊かな暮らしの象徴として、ノスタルジーとともに語られる。
縁日や夜天の光景を想起させることもある。
バタ臭い
読み方
ばたくさい
意味
西洋かぶれしていること。
欧米風の趣味や雰囲気が強く、鼻について嫌味に感じられること。
「わざとらしい」、「日本的なよさを失っている」といった、否定的なニュアンスを含む。
「バタ」は「バター」の略。
使い方



アメリカ帰りが鼻について、あんなバタ臭い男とは、いっしょに仕事できませんね
語源・由来
西洋から入ってきたバターのにおいの強さから転じて、西洋風のものや人を揶揄して使われるようになった。
バタバタ
読み方
ばたばた
意味
三輪トラックや小型バイクを指す昭和期の俗称。
エンジン音や走行音が、「バタバタ」と響くことに由来。
地方によって「ポンポン」と呼ばれることもあった。
語源・由来
エンジン音や振動が、「バタバタ」と聞こえたことから乗り物の愛称として使われた。
昭和20~30年代(1945~1960年代)の日本では、戦後の復興期に自動車がまだ高価だったことから、安価で小回りが利く三輪トラックや小型バイクが物流や配達、商売の現場で活躍していた。
1947年に本田宗一郎が開発した、「Honda A型」という補助エンジンを搭載した自転車などがあり、庶民の移動や配達の足として親しまれた。
旗日
読み方
はたび
意味
祝日のこと。
祝日に国旗を揚げる家庭が少なくなったため、死語になった。
類語
- 赤玉
語源・由来
各家庭では国旗を掲げた文化的背景から。
バタンキュー
読み方
ばたんきゅー
意味
疲れ果てて、そのまま倒れこんで寝てしまうこと。
昭和の時代に使われていた。
語源・由来
「バタン」と倒れる音と「キュー」と気絶する音のオノマトペを組み合わせた造語。
パチこく
読み方
ぱちこく
意味
嘘をつく、でたらめを言うこと。
語源・由来
元々は大阪の言葉。
盗む、偽物を意味する「パチ」と、ものを言う「こく」の合成語。
ギャル文化で流行した。
パチこき魔
読み方
ぱちこきま
意味
嘘ばかりつく人のこと。
使い方



あいつマジ、パチこき魔だし
八丈島のキョン
読み方
はちじょうじまのきょん
意味
1970年代の漫画「がきデカ」の一発ギャグ。
主人公・こまわり君が片足を上げて、両手で指差しながら「八丈島のキョン!」と突如として叫ぶ。
意味はなく唐突さで笑いをとった。
語源・由来
「キョン」とは中国南部から台湾にかけて生息する小型のシカ科動物。
実際に八丈島で野生のキョンはいない。
ストーリーの流れを断ち切るようなシュールなギャグが当時は大流行した。
8トラ
読み方
はちとら
意味
8トラックカートリッジ式の磁気テープのこと。
または、その再生機器。
エンドレステープの略称。
1960年代から1980年代にかけて流行し、広く使われた音楽再生メディア。
蜂の一刺し
読み方
はちのひとさし
意味
トドメを刺すこと。
致命的な一撃。
語源・由来
1976年に発覚した、ロッキード事件の裁判から生まれた。
裁判では元首相の田中角栄が受託収賄罪に問われていた。
元首相秘書官・榎本敏夫の元妻である榎本三恵子は、「榎本被告が丸紅からの5億円受領を認めていた」と証言し、田中角栄元首相の受託収賄容疑を裏付けた。
田中・榎本両被告が一貫して否定してきた5億円の受け取りを覆す内容で、決定的な証言は「蜂の一刺し」といわれて流行語になった。
パチモン
読み方
ぱちもん
意味
「偽物」、または「模倣品」のこと。
特にブランド品や、キャラクターグッズなどの、粗悪なコピー品に使われる。
語源・由来
「パチ」は大阪弁で「盗む」を意味する。
ブランドを「パチったもん(盗んだもの)」の短縮形。
8mm
読み方
はちみり
意味
フイルムの家庭用ビデオカメラのこと。
現像が必要で、映写機で再生した。
アマチュアの自主映画制作でも使われた。
(現像するフィルムを使う。再生には映写機を使用する)
8ミリ幅のフィルムや、その映写機・カメラを指し、主に家庭用映画撮影機材として普及した。
家庭の思い出を映像で残すための「ホームムービー」文化の象徴。家族旅行や子どもの成長記録など、日常や特別な日を8mmフィルムで撮影し、家庭内で上映会を開くことが一般的だった。
アマチュアや自主映画制作の入口。8mmフィルムは安価で手軽に扱えるため、学生や若者が自主映画を制作する文化が日本でも盛んになった。
昭和の生活や風景を記録した「映像遺産」。8mmフィルムには当時の家族や地域、社会の姿が残されており、今では貴重な歴史資料や産業遺産として保存・活用されている。
8mmの由来・歴史(3行解説)
1932年、アメリカのコダック社が16mmフィルムを半分に裁断して家庭向けに開発し、8mmフィルムとして発売したのが始まり。
戦後の日本では1950年代から普及が進み、1965年にはコダックの「スーパー8」や富士フイルムの「シングル8」など、カートリッジ式で簡単に使える新規格が登場し、一般家庭やアマチュアにも広まった。
1980年代以降、ビデオカメラやデジタル映像技術の発展により急速に姿を消したが、レトロな映像表現や思い出の保存、文化遺産として再評価されている。
語源・由来
1932年にアメリカのコダック社が、16mmフィルムを半分に裁断して家庭向けに開発し、8mmフィルムとして売り出したのが始まり。
1965年にはコダックの「スーパー8」や、対抗馬の富士フイルムの「シングル8」など、カートリッジ式で簡単に使える新規格が登場した。
カートリッジ式になり、感光を気にせずテープを交換できるようになって、一般家庭やにも広く普及した。
爬虫類系
読み方
はちゅうるいけい
意味
どんな場面でも冷たい表情で、感情が表に出にくく、無表情でいることが多い人のこと。
どんな話題や冗談にもあまり反応せず、何を面白いと感じるのか、周囲からはわかりにくい場合に使う。
バチる
読み方
ばちる
意味
約束を破ること。
使い方



このあいだ、あいつバチったから、話したくないんだよ
ばっきゃろー
読み方
ばっきゃろー
意味
「ばかやろう」と同じ。
強調した形。
使い方



青春のばっきゃろおおおお!!!



それはフラれるわ
ぱつきん
読み方
ぱつきん
意味
金髪のこと。
または金髪の人。
音の前後を入れ替えた、倒語。
使い方



あのパツキンのチャンネー、ゲロマブ!
バックシャン
読み方
ばっくしゃん
意味
後ろ姿が美人、または後ろ姿が魅力的な女性のこと。
特に前から見るとそうでもない場合を指して使う。
使い方



ナンパしようと思ってバックシャンを追いかけたら、顔を見て戦慄したよ
語源・由来
英語の「back」と、ドイツ語の「schön」を組み合わせた和製外来語。
昭和初期の言葉。
バック·シャン(back-sch=n)後からは美人に見える女のこと。一石六斗。
引用:藤村作, 千葉勉 編『現代語大辞典』,一新社,昭和7. 国立国会図書館デジタルコレクション
ばっくれる
読み方
ばっくれる
意味
逃げること。
不良の言葉。
語源・由来
知らないふりをするという意味の「しらばっくれる」が語源。
「とぼける」、「素知らぬ顔をする」という意味から、「大切な用事や仕事・バイトなどから無断で逃げる」「突然行かなくなる」といった意味が若者言葉
「しらばっくれる」は、「白化くれる」からきていて、白々しく化けるという意味だった。
ハッスル
読み方
はっする
意味
一生懸命がんばる、張り切ること。
気力や闘志をみなぎらせて行動すること。
スポーツや仕事などで特に熱心に取り組む様子をいう。
語源・由来
日本語の「ハッスル」は、英語の 「hustle」からきている。
もとはオランダ語の「hutselen」または「husseln」で、1680年代に英語に入ったとされる。
最初は「ゲームでお金が揺れ動く」ことを表し、1887年に「積極的に商品を売る」という意味になった。
日本には1963年、プロ野球の阪神タイガースがアメリカのキャンプから持ち帰り、「ハッスルプレー」として広まった。
英語の俗語では「売春婦の客引き」などの意味もあり、日本導入当初は放送禁止用語とされたが、民放で使われ流行語となった。
バッチおまかせ
読み方
ばっちおまかせ
意味
「任せろ」という意味。
「バッチ」は完璧にという意味の「バッチリ」からきている。
バッチグー
読み方
ばっちぐー
意味
「ばっちりグッド」の略。
相手を褒めるときに使う。
はっちゃけ
読み方
はっちゃけ
意味
アイデアをだすときに、つぶやくフレーズ。
もとはおどけたり、ふざけて騒ぐという意味。
語源・由来
1979年から1985年までテレビ朝日系列で放送された、実写ドラマ「あばれはっちゃく」から流行した。
主人公の「桜間長太郎(さくらま ちょうたろう)」が、ブリッジをしながら、「はっちゃけ、はっちゃけ~」と考えごとをするシーンがあった。
ばっちり
読み方
ばっちり
意味
きめる。
完全、または完璧。
よく似合う。
「ばっちし」ともいう。
バッテンボー
読み方
ばってんぼー
意味
1947年11月30日(昭和22年)にリリースされたダイナ・ショアの大ヒット曲「ボタンとリボン」の歌詞。
「BUTTONS AND BOWS」の歌詞が、日本語の発音で「バッテンボー」というフレーズで、日本国内で大流行した。
語源・由来
1948年(昭和23年)に製作された、アメリカ・パラマウント映画配給の西部劇、ボブ・ホープ主演「底抜け二挺拳銃」という映画の主題歌だった。
ばっはは~い
読み方
ばっはは~い
意味
さようならのこと。
語源・由来
1966年から放送されたケロヨンシリーズ『カエルのぼうけん』に登場する「ケロヨン」が別れ際に使っていたフレーズ。
「ケロヨーン」、「バハハーイ」など、独特のイントネーションのフレーズが、当時の小学生に大人気だった。
はっぱふみふみ
読み方
はっぱふみふみ
意味
1969年に放送されたパイロット万年筆「エリートS」のテレビCMから生まれた、大橋巨泉のフレーズ。
「たくさん書ける」「書き味が良い」という印象を与えるオリジナルのオノマトペ。
語源・由来
巨泉がCMの台本のセリフが面白くないと感じ、撮影現場で即興のアドリブとして短歌調に口にしたものがそのまま採用された。
ハッピーアイスクリーム!
読み方
はっぴーあいすくりーむ
意味
2人で会話をしている中で、たまたま同時に同じ言葉を口にしてしまった時に、お互いに「ハッピーアイスクリーム!」と言い合うという遊び。
地域によって「ハッピーストップお返しなし」などの表現もある。
先に行った方がアイスクリームをおごったり、軽く肩を叩くなどの、地域や年代によってのローカルルールがある。
1970年代から1980年代に流行した。
バトエン
読み方
ばとえん
意味
「バトルえんぴつ」の略。
鉛筆を使った子供向けの遊びやその道具のこと。
鉛筆を転がし、上向きになった面を乱数として使用するゲームだった。
鉛筆をころがして、お互いのヒットポイントを削り合う。
1995年に大流行した。
「はな」~「はの」で始まる死語一覧
「はな」~「はの」で始まる死語の一覧です。
鼻かみ・鼻紙
読み方
はなかみ・はながみ
意味
ティッシュペーパーのこと。
鼻から牛乳
読み方
はなからぎゅうにゅう
意味
嘉門タツオ(旧名・嘉門達夫)が、1992年に発表した楽曲から大流行したフレーズ。
バッハのトッカータとフーガニ短調に合わせて、「チャラリ~、鼻から牛乳」という。
語源・由来
嘉門達夫がギターの弾き語りで、男女交際の修羅場や日常生活の恥ずかしい失敗を歌っていたが、フレーズの面白さから小学生に大人気になった。
花金
読み方
はなきん
意味
「花の金曜日」の略。
休みの休日前をひかえた金曜の夜を、社会人が思い切り楽しめる特別な日のこと。
語源・由来
日本で週休二日制が浸透し始めた、1980年代後半頃に流行した言葉。
バブル期の金曜夜の開放感から生まれた。
話がピーマン
読み方
はなしがぴーまん
意味
話が意味不明、話の中身がないという意味。
語源・由来
ピーマンの中身が空洞であることから。
1977年から1978年にかけて流行した。
当時の野菜語といわれた中のひとつ。
話せばわかる!
読み方
はなせばわかる
意味
追い詰められたときに使うフレーズ。
語源・由来
1932年の五・一五事件で、犬養毅首相と元海軍中尉山岸宏が、暗殺直前にかわしたやりとりから。
「まあ待て。まあ待て。話せばわかる。話せばわかるじゃないか」という犬養首相に対して、「問答いらぬ。撃て。撃て」と山岸が叫ぶと、黒岩勇が飛び込んで一発撃った。
続いて、山岸も拳銃を首相の右こめかみにこらし、引き金を引いた。
鼻血、でんぷん、画びょう
読み方
はなぢ、でんぷん、がびょう
意味
時間をきかれたときに使う返しのギャグ。
鼻血ブー
読み方
はなぢぶー
意味
鼻血がでること。
性的表現。
語源
1970年に谷岡ヤスジの漫画から流行した。
鼻ちょうちん
読み方
はなちょうちん
意味
居眠りのこと。
眠っていて、鼻水が鼻先で風船のように、ふくらむ描写。
花電車
読み方
はなでんしゃ
意味
花やモール、電球などで豪華に飾りつけて運行される市街電車のこと。
祭りの山車を電車にしたようなイメージ。
多くの場合は、一般の乗客は乗ることができず、観賞用として走る「営業外運転」の専用車両や工事用車両が使われた。
「見るだけで、乗せない」ことから、お座敷ストリップの隠語になった。
語源・由来
1905年(明治38年)に、日露戦争の凱旋将兵歓迎のため、東京市電が実施したのが始まり。
大正・昭和期には、天皇即位や都市の記念事業、戦勝祝賀などのイベントで盛んに運行された。
バナナはおやつに入りますか
読み方
ばななはおやつにはいりますか
意味
昭和期の遠足で「おやつの上限金額」があったことに対して、子供が先生に使っていたギャグ。
ハナモク
読み方
はなもく
意味
週末をひかえた「花の金曜日」を略した「ハナキン」になぞらえて、東京・銀座の百貨店「松屋銀座本店」が作りだしたフレーズ。
語源・由来
当時の銀座本店の定休日を、木曜日から火曜日に移すにあたって、記念碑的に作った。
1988年頃に流行語になった。
離れ小島
読み方
はなれこじま
意味
はげている頭に、1本だけはえている髪の毛のこと。
ハニー
読み方
はにー
意味
恋人のこと。
「愛しい人」、「ダーリン」。
語源・由来
はちみつを意味する英語の「honey」が転じた。
パニクる
読み方
ぱにくる
意味
パニックになる。
語源・由来
1980年代後半から1990年代にかけて使われた。
パニる
読み方
ぱにる
意味
「パニくる」の省略。
パネエ
読み方
ぱねえ
意味
「半端ない(はんぱない)」を略した若者言葉。
「とてつもなく」、「物凄く」といった強調。
語源・由来
2000年代後半に女子中高生を中心に流行した。
はねっかえり
読み方
はねっかえり
意味
若い女性が元気よく活発に飛び回るさま。
またはそのような女性のこと。
「はねあがり」ともいう。
おてんば。
ハの字
読み方
はのじ
意味
車を正面から見たとき、タイヤの下側が外側に広がり、カタカナの「ハ」のように見えること。
「ネガティブキャンバー」、略して「ネガキャン」と呼ばれるタイヤの取り付け角度。
暴走族に流行した改造。
極度にハの字にしたものを「鬼キャン」という。
「はは」~「はほ」で始まる死語一覧
「はは」~「はほ」で始まる死語の一覧です。
ババ
読み方
ばば
意味
トランプのジョーカーのこと。
語源・由来
ババの語源は、ババ抜きのもととなったゲーム、イギリス発祥の「オールドメイド」からきている。
このゲームではジョーカーを使わず、クイーンのカードを1枚だけ抜いて、最後までそのクイーンを持っていた人が負けというルールだった。
「オールドメイド」は直訳で「婚期を逃した未婚の女性」、「売れ残りのクイーン」という意味だった。
日本にこのゲームが伝わったときに、「オールドメイド」を「おばあさん(ババ)」と訳し、「ババ抜き」という名称になったことが語源。
BBA(ババア)
読み方
ばばあ
意味
年配の女性に対するネットスラング。
蔑称。
憚り
読み方
はばかり
意味
トイレのこと。
語源・由来
「憚り」ということばが、「遠慮する」「控える」「差し障りがある」といった意味を持つことから転じた。
人目を避けて用を足すことから。
ばばぬき
読み方
ばばぬき
意味
結婚の条件として男性の母親と同居しないこと。
「家つきカーつき婆抜き」といった使い方をした。
バビる
読み方
ばびる
意味
ひどく驚くこと。
「バリバリ」と「ビビる」を合わせた合成語。
馬糞紙
読み方
ばふんし
意味
わら半紙のこと。
語源・由来
明治時代に稲藁や麦藁を原料に作られた、粗悪な紙の俗称。
表面の模様が馬糞に似ていたことから。
「はま」~「はも」で始まる死語一覧
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浜トラ
ハマラジ
「はや」~「はよ」で始まる死語一覧
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早く人間になりたい
読み方
はやくにんげんになりたい
意味
1968年放送のアニメ「妖怪人間ベム」のフレーズ。
人間から恐れられ、忌み嫌われていながら、しかし「人間こそが理想の存在」と信じ、人間になることで受け入れられたいと願っているストーリーだった。
ハヤシもあるでよ~
読み方
はやしもあるでよー
意味
オリエンタルのスナックカレーのCMで、南利明の名古屋弁を使ったフレーズ。
「カレーだけでなく、ハヤシライスもあります」という意味。
当時、話題になった。
「はら」~「はろ」で始まる死語一覧
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はらたいらさんに1000点
読み方
はらたいらさんにせんてん
意味
手堅いという意味。
1980年代に流行した。
語源・由来
TBSのクイズ番組「クイズダービー」で、正解率の高かった解答者 はらたいらさんに賭けることが、「手堅い」ととられたことから。
腹たつのり
読み方
はらたつのり
意味
元プロ野球選手の原辰徳にかけたダジャレ。
バラチョン
腹時計
読み方
はらどけい
意味
空腹感から、現在の時刻を推測する俗語。
バラドル
読み方
ばらどる
意味
「バラエティアイドル」の略称。
バラエティ番組をおもに活動の場にしているアイドル系のTVタレント。
山瀬まみ、井森美幸、野沢直子などが代表的。
テレビが隆盛だった昭和後期から平成初期にかけて使われた。
高嶺の花のアイドルより、親しみやすい印象があった。
パラパラ
読み方
ぱらぱら
意味
日本発祥の手振りがメインのダンス。
ユーロビートなどのダンスミュージックに合わせて踊った。
語源・由来
1990年代後半から2000年代初頭にかけて、ギャル文化のひとつとして流行した。
ハラペコ
読み方
はらぺこ
意味
空腹のこと。
「腹がペコペコ」の略。
ハラホロヒレハレ
読み方
はらほろひれはれ
意味
失敗したときや、わけがわからない混乱した様子や、気の抜けた状態のこと。
語源・由来
昭和中期のジャズ・お笑いグループ「ハナ肇とクレイジーキャッツ」で、谷啓が使っていたギャグ。
音楽番組「シャボン玉ホリデー」で、崩れ落ちるような動きとともに使われた。
バリ
読み方
ばり
意味
「とても」、「すごく」といった意味の強調語。
語源・由来
関西弁の強調表現「ばり」に由来。
バリア
バリキャリ
ばり3
読み方
ばりさん
意味
携帯電話の電波の受信度のこと。
アンテナマークが3本立っている状態。
語源・由来
1990年代後半~2000年代にかけて、電波が弱く、メールの送受信にも難儀したことから生まれた用語。
バリバリ
読み方
ばりばり
意味
とても調子がいいこと。
パリピ
読み方
ぱりぴ
意味
「パーティーピープル」の略。
クラブやフェスなどのイベントで、仲間と陽気に盛り上がる、ノリのいい若者のこと。
ハレンチ
読み方
はれんち
意味
「カッコイイ」、「サイコウ」、「イカス」、「ニクイ」といった意味の若者言葉。
1970年頃に流行した。
破廉恥をいとわない、逸脱した服装やしぐさ、行為。
語源・由来
もとゲイの世界のことば。
ボーイハントの過程で、服装、しぐさ、行為に突飛な目立ち方をする状態を「ハレンチ!」と言った。
1968年から1972年にかけて『少年ジャンプ』に連載された永井豪の漫画『ハレンチ学園」から流行した。
テレビ化、映画化されてさらに流行に拍車をかけた。
「はわ」~「はん」で始まる死語一覧
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バンカラ
読み方
ばんから
意味
外見にこだわらず、粗野で硬派を追求する明治期の学生像のこと。
着古した学生服や破れた帽子)、高下駄、長髪、腰に手拭いを下げるなどのスタイルが代表的。
語源・由来
明治期に「ハイカラ」の対義語として生まれた文化。
西洋かぶれのアンチテーゼだった。
ただの不良ではなく、学業や内面的な強さを追求していた。
清潔感を求めたハイカラとは対称的に、短髪のざんぎり頭に対してバンカラは長髪、服は破れたまま着続けた。
バンガル
読み方
ばんがる
意味
「がんばる」の倒語。
半靴下
読み方
はんくつした
意味
くるぶしの上くらいまでの短い靴下のこと。
ハーフ・ホーズともいう。
ハンケチ
読み方
はんけち
意味
「ハンカチ」のこと。
「ハンカチーフ(handkerchief)」の略。
バンザイなしよ
読み方
ばんざいなしよ
意味
コント55号、「欽ちゃん」こと萩本欽一のギャグ。
期待はずれのときに使う。
ハンサム
読み方
はんさむ
意味
男性の顔立ちや見た目が整っていて美しい、魅力的なこと。
語源・由来
語源は英語の「handsome」で、明治時代以降に定着した。
パンタロン


読み方
ぱんたろん
意味
膝から裾に向かって広がるズボンのこと。
デニム地が定番。
1970年代のファッションを象徴するアイテムで、ロックやヒッピー文化と強く結びついて流行した。
「ベルボトム」や「ラッパズボン」ともいう。
語源・由来
「長ズボン」という意味の、フランス語「pantalon」が由来。
日本では1960年代末から1970年代にかけて、鐘を意味する「ベルボトム型」のパンツが流行し、「パンタロン」と呼ばれた。
パンチ
読み方
ぱんち
意味
心に響く感動や、感銘を与える強さがあること。
使い方



この映画にはパンチがないね
パンチが飛ぶぞ!
読み方
ぱんちがとぶぞ
意味
「殴るぞ」とおどすときに使うフレーズ。「!(パンチが飛ぶぜ!」、「パンチを飛ばす」ともいう。
半チク
読み方
はんちく
意味
中途半端なこと。
番長
読み方
ばんちょう
意味
学校における不良のリーダー。
語源・由来
古来「番長」は武芸に秀でた護衛の統率者だったことから。
「とねり」という天皇府の警護にあたった下級職員の長を番長と呼んだ。
パンツーまるみえ


読み方
ぱんつーまるみえ
意味
パンツが丸見えな状態を表現するジェスチャー。
パンツルック
読み方
ぱんつるっく
意味
スカートではなく、パンツ(ズボン)をはいている女性のファッション。
パンツスタイルともいう。
ハント
読み方
はんと
意味
ナンパのこと。
異性の遊び相手を探すこと。
「ボーイハント」や「ガールハント」といった。
バンド
読み方
ばんど
意味
ズボンをはくときなどに使う、腰に巻くベルトのこと。
ハンドパワー
読み方
はんどぱわー
意味
1980年代から90年代にかけて、テレビで活躍した超魔術師 Mr.マリックの決めゼリフ「ハンドパワーです」から流行した。
暗黙の了解として、だれもマジックとはいわず、ショーとして楽しんでいた。
ハンドルの値段はいくらだ?
読み方
はんどるのねだんはいくらだ
使い方



ハンドルの値段はいくらだ?



180円!!
意味
1ドルが360円だった固定相場制の時代の「なぞなぞ」。
半ドン
読み方
はんどん
意味
昼を告げる大砲のこと。
明治時代に大阪城では、正午を知らせるために大砲で空砲を撃っていた。
語源・由来
明治維新のあと、大阪城を占用していた陸軍が、1870年6月(明治3年)から毎日、朝・昼・晩の3度、黒色火薬を用いた空砲で、時報を打ち鳴らしていた。
同7年7月からは昼のみとなった。
半ドン
読み方
はんどん
意味
午前授業、午後休暇のこと。
語源・由来
土曜日は午前で仕事や授業が終わり、正午にある「ドン」の時報を合図に、帰宅する習慣があったことから。
パンパン
読み方
ぱんぱん
意味
戦後、進駐軍の兵士を相手にした、売春婦のこと。
語源・由来
売春婦がストッキングを履く音や、手を叩いて客を呼ぶ様子から生まれた俗称。
バンバンジー
読み方
ばんばんじー
意味
時間をきかえるときに使うギャグ。
パンピー
読み方
ぱんぴー
意味
「一般ピープル」の略。
番をはる
「は」からはじまる死語まとめ
本記事では「は」からはじまる死語を紹介しました。
思わぬ発見や、懐かしい記憶とは出会えたでしょうか?
さあ、ほかにも数多くの死語があなたを待っています。
ぜひ、このほかの死語も楽しんでください!
タップできる索引
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