【死語度20%】めちゃめちゃってどんな意味 ?【すでに死語なのか考察】

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「めちゃめちゃ」は「むやみやたらに」という様子を表す強意語です。

死語度は20%です。

明治時代から使われている、「めちゃくちゃ」の「くちゃ」は、語調を整えるために、添えた語です。

本記事では「めちゃめちゃ」の意味を解説して、現代では死語なのかを考察します。

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「めちゃめちゃ」の意味を解説

「めちゃめちゃ」の意味を解説します。

「めちゃめちゃ」の意味

「めちゃめちゃ」は「むやみやたらに」という様子を表す強意語です。

道理にあわないことに対しても使います。

語源は17世紀後半から使われている「めためた」で、そこから変化した語です。

明治時代から使われている、「めちゃくちゃ」の「くちゃ」は、語調を整えるために、添えた語です。

めためた[副] 激しく攻撃したり破壊したりするさま。めちゃめちゃ。「メタメタト[Metametato] 家エトリカケタ 多くの人々が突然彼の家を攻撃した」<日葡辞書〉。 ②健康や家計などの状態が急速に悪く なって行くさま。ばたばた。「(家計が) 二年の内に人 知れずーとなりて」〈浮・懐硯・四〉。「一門の相談にて 名医にかへてみしに、―と悪しくなり、死病にきは まる時」〈浮・日本永代蔵・六〉。 ③秩序のないさま。や たらに。「――と日なたの方の花盛り 柳の糸がひたる 石鉢」 <誹諧曾我・弟・一二>
引用:中田祝夫 [ほか]編『古語大辞典』,小学館,1983.12. 国立国会図書館デジタルコレクション

関連語

  • めためた
    「むやみやたらに」という様子を表す強意語。
    17世紀後半から使われていた言葉で、「めちゃくちゃ」のほうが「めためた」からの変化。
    死語度90%
  • めちゃんこ
    「むやみやたらに」という様子を表す強意語。
    アニメ「Dr.スランプアラレちゃん」のセリフに使われ、1980年代に大流行した名古屋弁。
    死語度90%

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「めちゃめちゃ」の語源や由来を解説

新明解語源辞典」によると、「めちゃめちゃ」は「めためた」から変化した言葉です。

語源の「めためた」は17世紀から使われていた

江戸後期に書かれた『新撰大阪詞大全』 には、「めたとは、わけのないこと」とあります。

「めためた」は17世紀後半から使われていた言葉です。

江戸後期に書かれた『新撰大阪詞大全』 には、「めたとは、わけのないこと」とあります。

源平合戦を題材にした浄瑠璃の作品「蒲冠者藤戸合戦・五]」では、「めた」は「めたに汲みほすいはれなし」と使われています。

「めちゃ」は「めた」が変化した言葉です。

「めちゃめちゃ」の関連語の「めちゃくちゃ」は、「めちゃ」に語調を整えるため「くちゃ」を添えた語です。

少なくとも明治時代には「めちゃくちゃに」は使われています。

明治38年の夏目漱石の小説「吾輩は猫である」では、「滅茶苦茶にあるき廻る」と書かれています。

漢字で書く 「滅茶苦茶」は当て字です。

[語誌] 現代使われる「めちゃくちゃ」は、明治以降に現れる語で、古くは「みっちゃくちゃ」「みちゃくち
ゃ」といった。「みっちゃ」は、もともと、ひどく乱れているさまをいったものであろう。なお、これと関係のありそうな「めたと」「ためたと」などの用例は中世末期から現れる。[山口佳紀]

引用:中田祝夫 [ほか]編『古語大辞典』,小学館,1983.12. 国立国会図書館デジタルコレクション

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「めちゃめちゃ」は死語なのか考察してみた

「めちゃめちゃ」の死語度は20%です。

明治以降に使われている新しい現代語だからです。

最近では「めちゃ」や「めっちゃ」、「超」、「ガチ」などの強意語も、若者言葉として多く使われています。

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「めちゃめちゃ」まとめ

本記事では「めちゃめちゃ」の意味と、死語になっているかを考察しました。

「めちゃめちゃ」の死語度は20%です。

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