「誰得」は「価値が見えないもの」に対して返す、「誰が得をするんだ」というネットスラングです。
2ちゃんねる発祥で、2005年から流行しました。
死語度は80%です。
本記事では「誰得」の意味を解説して、現代では死語なのかを考察します。
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「誰得」の意味を解説

ネットスラングの「誰得」の意味を解説します。
「誰得」の読み方
ダレトク
「誰得」の意味
「誰得」は「価値が見えないもの」に対して返す、「誰が得をするんだ」というネットスラングです。
2ちゃんねる発祥で、2005年から流行しました。
「そんなもの誰も喜ばないでしょ」といった、批判よりあっけにとられた場合に使います。
「誰が得しないような意味のない動画」を「誰得動画」といったり、「どのような視聴者層を設定しているのか理解できないアニメ」を「誰得アニメ」といったりします。
「私のブログなんて誰得って感じだよね。読む人いないし」と自虐的に使うこともあります。
「誰得?」という指摘に対して、「俺得」という切り返しも流行しました。
「誰得」の語源や由来を解説

「誰得」の由来をは掲示板の「2ちゃんねる」です。
2005年の2ちゃんねるのスレから広がった
流行は2005年5月25日に「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」に立てられた「瀬戸内寂聴も○○ニーするの?」というスレッドです。
すかさず2番手の書き込みで、「誰が得するんだよこのスレは」という切り返しが入りました。
低俗なだけでなく、まったく誰の関心も引かないテーマという点で共感を呼び、2番手の書き込みに高い評価が集中。
この盛り上がりが流行のきっかけになりました。
当時の掲示板の反応
- 激しくワロタ
- 伝説になりそうな名レス>>2
- 天才wwwww
- 新しい2だな 感動したwww
- >>2の才能に乾杯。
- >>2に嫉妬した
- 今年一番輝いてたレスに推したいと思う。
- >>2早く商標登録するんだ
当初は「誰が得するんだよ」というフレーズで流行しましたが、すぐに「誰得」と省略され、2010年頃まで使われていました。
「誰得」は死語なのか考察してみた

「誰得」の死語度は80%です。
流行から年数がたち、使用者がほとんどいなくなったからです。
「誰得」まとめ
本記事では「誰得」の意味と、死語になっているかを考察しました。
2005年に流行したネットスラングです。
「誰得」の死語度は80%です。
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