「めちゃんこ」の意味は、「めちゃくちゃ」と同じです。
「むやみやたらに」という様子を表す強意語として使います。
もともとは名古屋の方言で、アニメ「Dr.スランプアラレちゃん」のセリフとして使われたことで、1980年代に大流行しました。
俗語としての「めちゃんこ」の死語度は90%です。
本記事では「めちゃんこ」の意味を解説して、現代では死語なのかを考察します。
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「めちゃんこ」の意味を解説

「めちゃんこ」の意味は、「めちゃくちゃ」と同じです。
「むやみやたらに」という様子を表す強意語として使います。
もともとは名古屋の方言です。
アニメ「Dr.スランプアラレちゃん」のセリフとして使われたことで、1980年代に大流行しました。
「めちゃんこつおい」といった使い方をしました。
1980年代の流行の影響で、1990年代も使われることが多くありました。
「ウエディング日記』新妻日記7 (1991年) <林真理子>「素顔のヒガシは、 めちゃんこ可愛い」「好きだよ」(1992年)<石井ゆうみ〉 「めちゃんこ素敵な笑顔」 ◆ 「僕がはじめてグループデートをした日」 僕がはじめて乱パーに行った日(1997 年) <泉麻人> 「こないだメチャンコエグい乱パー行っちゃってよぉ」
引用:日本俗語大辞典
「めちゃんこ」の語源や由来を解説

「めちゃんこ」は、アニメ「Dr.スランプアラレちゃん」のセリフとして使われたことで、1980年代に大流行しました。
アラレちゃんで使われた名古屋弁の「めちゃんこ」
「Dr.スランプアラレちゃん」は、東映動画のテレビアニメです。
フジテレビ系列で1981年4月8日から、1986年2月16日まで、毎週水曜夜7時から放送されていました。
原作の漫画「Dr.スランプ」を描いた鳥山明は、愛知県出身。
「ニコちゃん大王」をはじめ、作中ではキャラクターのセリフとして、多くの名古屋弁が使われていました。
もともと漫画を知らなかった、イラスト畑出身の鳥山明が描くアラレちゃんは、とにかくポップでキュート。
大人気のテレビアニメでした。
作中で使われた名古屋弁は全国区に。
1980年代に青春をすごした人に、「めちゃんこ」というワードは自然と溶け込んでいきました。
アラレちゃん音頭でも使われていた
1981年7月に発売された「アラレちゃん音頭」でも、「めちゃんこ」は歌詞に取り入れられています。
「Dr.スランプアラレちゃん」の夏だけの特別なエンディングで「アラレちゃん音頭」が使われていました。
現在でも地域の盆踊りで使われるなど、「アラレちゃん音頭」は愛されています。
「めちゃんこ」は死語なのか考察してみた

俗語としての「めちゃんこ」の死語度は90%です。
1980年代の流行から年月がたち、使用者がほとんどいなくなっているからです。
現代では「めっちゃ」が、俗語としては一般的に使われています。
「めちゃんこ」まとめ
本記事では「めちゃんこ」の意味と、死語になっているかを考察しました。
アニメ「Dr.スランプアラレちゃん」のセリフとして使われたことで、1980年代に大流行しました。
俗語としての「めちゃんこ」の死語度は90%です。
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