「~を省く」という意味のビジネス用語の「オミット」が、死語かどうか気になりますよね。

使って恥ずかしくないか、めっちゃ不安!
本記事では「オミット」を「死語と思うか」、10代~60代以上の各世代300名を対象に、「アンケート調査」しました!
「アンケート調査」からわかった 現在の死語度は63.7%です。
この結果を知っておけば、



わ~、引く~!
といった恥ずかしい思いをしないで、すみますよ!
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「オミット」の意味


「オミット」とは「~を省く」という意味のビジネス用語です。
そのほかのオミットの意味
- ~を省略する
- ~を抜かす
- ~をし損ねる
- ~を怠る
- ~を除外する
- ~を忘れる
- ~を見落とす
オミットの対義語はコミット
「omit」の対義語には積極的に関わるという意味の「commit」があります。
「オミット」の使い方


「オミット」の使い方は以下の通りです。
- 会議資料は、主要ポイント以外をオミットしてください。
- DVDには、劇場公開時にオミットされたシーンが含まれている。
- 説明が冗長なので、不必要な部分をオミットしよう。
「オミット」の由来


英語圏においての「omit」は15世紀から使われている言葉です。
ラテン語の「omittere」に由来し、ラテン語でも「〜を省略する」「(言ったり、したりするのを)やめる」「見落とす」「見逃す」といった意味です。
さらに語源をたどると、「ob」(強調)と、「mittere」(送る、放つ)からきています。
英語の「omit」の類語・関連語


英語の「omit」の類語・関連語には以下の例があります。
- leave out(省く・除外する・無視する・忘れる)
- exclude(除外する・締め出す・入れない)
- miss (out)(省略する・抜かす・見落とす・逃す)
- forget(忘れる・ないがしろにする)
- overlook(見落とす・見逃す・大目に見る)
- erase(消す・消去する)
- delete(削除する・消去する・排除する)
- drop(落とす・抜かす・割愛する)
- pretermit(省略する・怠る・見過ごす)
- neglect(怠る・なおざりにする・無視する)
- ignore(無視する・構わない)
- shun(避ける・遠ざける)
- bypass(迂回する・回避する・抜かす)
- slight(軽視する・怠る・無視する)
アンケート「オミット」を死語と思うか調査結果はこちら!


「オミット」は死語と思うかアンケートを実施しました。
調査は10代~60代以上の各世代、50名ずつ、計300名を対象にしています。
男女比は50:50です。
全体のアンケート結果


- Freeasyによる独自調査
アンケート結果では、「死語ではないと考えている人」は16%と少数でした。
「死語だと思っている人」と「オミットの意味を知らない人」を合わせると、63.7%に及びました。
ただし言葉の意味を知らない人が49%とほとんどでした。
全体と各世代のアンケート結果
全体と各世代別のアンケート結果は以下のとおりです。
\全体と世代別の結果はこちら!/
回答数 | 思う | 死語だととも いえない | どちらではない | 死語意味を 知らない | 言葉のその他 | |
全体 | 300 | 14.67% | 16% | 16.00% | 49% | 3.67% |
10代 | 50 | 16% | 6% | 14% | 60% | 4% |
20代 | 50 | 16% | 10% | 18% | 48% | 8% |
30代 | 50 | 14% | 20% | 16% | 46% | 4% |
40代 | 50 | 10% | 26% | 8% | 52% | 4% |
50代 | 50 | 16% | 16% | 18% | 50% | 0% |
60代以上 | 50 | 16% | 20% | 22% | 40% | 2% |
アンケート「オミット」の各世代の意識の違いを考察


「オミット」を死語と思っているか、世代別の意識の違いを考察します。
グラフで世代間の意識を比較


「オミット」の年代別の意識をグラフにした結果、全世代的にほぼ半数が言葉の意味を知らない、ということが分かりました。
「オミット」は死語なのか考察してみた


「オミット」の死語度は63.7%です。
古くなった、というよりは、社会に浸透していない言葉ということが分かりました。
死語ではないと考えている人は16%、つまり9人に1人ほどしかいないという状況です。
ビジネスでは使用されることがあるが、俗語としての「オミット」は死語といえます。
「オミット」まとめ
本記事では「オミット」は死語になっているかを考察しました。
アンケートからわかった 現在の死語度は63.7%です。
日常会話で伝わらない可能性も高いため、使用には注意が必要です。
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