こんにちは、「はかせ」こと、「三枝 公徳」です。
この度は当サイト「死語ドットコム」をご覧いただき、ありがとうございます。
経歴
私はもともと、美術の道を進むため、高校卒業後に「文化学院」の美術科に進んで油絵を描いていました。
高校時代に展覧会で観たヴィンセント・ヴァン・ゴッホに強く影響されたからです。
しかし「文化学院」で二年間、油絵を勉強していましたが、表現の方法に悩み、文学科に転科しました。
当時は村上春樹やカフカ、芥川龍之介、萩原朔太郎など、広く文学作品を読んでいました。
会社員になってからも本業の傍ら、20年以上の歳月を、寝る間を惜しんで小説を書いて過ごしてきました。
「文學界新人賞」の途中選考に進んだこともありましたが、ほかの多くの人と同じように、残念ながら受賞はできませんでした。
しかし小説を書く中で、多くの言葉に触れ、生きた言葉や、死んだ言葉を見てきました。
死語ドットコムについて
言葉には生きた言葉と、死んだ言葉があり、時代によって響き方が異なります。
意味もニュアンスも変わってしまいます。
言葉を知ることで、時代やカルチャーが見えてきます。
私たちは時代の大きなうねりの中にいます。
科学を信じて、よりよい未来が待っているという期待は薄れ、会社に忠誠を誓うよりも、個人の幸せを求める時代に変わってきています。
バブルの末期には、社会はそんな兆候を「ファジー君」と呼びました。
若者は世間に流行している画一的な価値観より、個人にとっての「チルい」ものや、「エモい」ものを探しています。
これらの若者言葉が死語になったときは、時代の価値観が変わったときです。
また大規模言語モデルの発達による、急速な生産性の向上も見逃せません。
AIの技術は、人間の能力を補って平均化するとともに、社会の構造を変え、人類にとって未知の領域と向き合う必要をも生みだしました。
小説を書く中で、時代や社会に強い興味を持っていた私は、当サイト「死語ドットコム」を立ち上げました。
死語についての考え方
死語は現在では一般的に使われなくなった言葉のことです。
「当サイトにおける死語の定義」に示した基準による死語だけでなく、今後は「死語になる可能性のある言葉」や、「死語ではないかと考える人のいる言葉」を取り扱っています。
公平を期するため、死語の判断には、おもに「Freeasy」によるアンケートシステムや、「クラウドワークス」のアンケートを利用しています。
死語ドットコムの目的
当サイト「死語ドットコム」の目的は、死語を知ることで時代とカルチャーを明らかにし、読者の知的好奇心を満たすことにあります。
おもな参考文献や参考資料
当サイト「死語ドットコム」では、以下の書籍を参考にしています。
また、「国立国会図書館」の「デジタルコレクション」にある蔵書から、深く根拠を求めています。