「言葉をかわすことなくお互いの気持ちを理解し合える親密な関係」を意味する「ツーカー」が、死語かどうか気になりますよね。
おにいちゃん使って恥ずかしくないか、めっちゃ不安!
本記事では「ツーカー」を「死語と思うか」、10代~60代以上の各世代300名を対象に、「アンケート調査」しました!
「アンケート調査」からわかった 現在の死語度は63.7%です。
10代の若者では58%もの人が「言葉の意味を知らない」という状況。
この結果を知っておけば、



わ~、引く~!
といった恥ずかしい思いをしないで、すみますよ!
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「ツーカー」の意味


「ツーカー」とは「言葉をかわすことなくお互いの気持ちを理解し合える親密な関係」という意味です。
「つうかあ」と平仮名で書く場合があります。
「つうつう」という場合もあります。
類語に以心伝心があります。
「ツーカー」の由来


「ツーカー」は「つ」と「か」という終助詞がもとになっています。
「つ」は、昔の「~だとさ」に相当する表現。
「かあ」は終助詞「か」に由来。
「~ってかぁ」のように、自問や引用のニュアンスを持つ用法から派生しました。
引用や伝聞の意味を持つ「つ」と「か」の組み合わせで、意思疎通のよさをあらわす表現になりました。
「つうといえばかあ」説
「つうといえばかあ」が先にあるという説があります。
引用や伝聞の意味を持つ「つ」と「か」から、「つうといえばかあ」という表現が生まれたとする説です。
少なくとも1949年の書籍に「つうといえばかあ」の使用例があります。
町奉行も、そこはつうといえば、かあであるから、
「ツーカー」使用例を調べると、1960年の書籍に使用例がありました。
イキの合った父子の出演で録音はツーカーとはかどり、局でも「全く手数がかからない」とこのごろでは一家に任せきりでいるそうだ。
「通じる」の「つう」に語呂合わせの「かあ」説
お互いに話の通じているという意味での「つう」に、語呂合わせで「かあ」がついたという説もあります。
アンケート「ツーカー」を死語と思うか調査結果はこちら!


「ツーカー」は死語と思うかアンケートを実施しました。
調査は10代~60代以上の各世代、50名ずつ、計300名を対象にしています。
男女比は50:50です。
全体のアンケート結果


- Freeasyによる独自調査
アンケート結果では、「死語ではないと考えている人」は21.3%でした。
「死語だと思っている人」と「ツーカーの意味を知らない人」を合わせると、63.7%と半数を大きく上回りました。
全体と各世代のアンケート結果
全体と各世代別のアンケート結果は以下のとおりです。
\全体と世代別の結果はこちら!/
| 回答数 | 死語だと 思う | どちら とも いえない | 死語 ではない | 言葉の 意味を 知らない | その他 | |
| 全体 | 300 | 29.00% | 22.67% | 21.33% | 24.67% | 2% |
| 10代 | 50 | 14% | 18% | 8% | 58% | 2% |
| 20代 | 50 | 20% | 14% | 18% | 44% | 4% |
| 30代 | 50 | 38% | 14% | 26% | 18% | 4% |
| 40代 | 50 | 38% | 34% | 16% | 10% | 2% |
| 50代 | 50 | 28% | 26% | 36% | 10% | 0% |
| 60代以上 | 50 | 36% | 30% | 24% | 8% | 2% |
アンケート「ツーカー」の各世代の意識の違いを考察


「ツーカー」を死語と思っているか、世代別の意識の違いを考察します。
グラフで世代間の意識を比較


「ツーカー」の年代別の意識をグラフにした結果、 10代の若者では58%もの人が「言葉の意味を知らない」ということが分かりました。
30代以上では言葉の意味を知っている人が多いものの、30%を超える人が死語と考えてます。
「ツーカー」は死語なのか考察してみた


「ツーカー」の死語度は63.7%です。
若い世代ではすでに言葉の意味が通じなくなってきています。
30代以上では多くの場合、意味が通じますが、死語と考える人も多くなっています。
「ツーカー」まとめ
本記事では「ツーカー」は死語になっているかを考察しました。
アンケートからわかった 現在の死語度は63.7%です。
若い世代では、すでに言葉の意味が通じない可能性が高いため、注意が必要です。
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